パンを食べると足が長くなるって本当!? その真実とは!!

生活習慣





 

米が主食の日本ですが、

パンの方が好きだという人も多いようです。

 

以前は一日一食、米を食べないと落ち着かなかったり

パンではおやつのようで食事をした気にならない

と、言う人も多くいましたが、

最近ではむしろ米よりもパンが好きで、

毎日三食パンを食べる人も増えています。

 

高級な食パンがブームになったことや、

凝ったパンや、様々な種類のパンを食べ比べ、楽しめることも

パンが好まれる理由の一つでしょう。

 

また、パンを食べると足が長くなるという説が

まことしやかにささやかれ、

意識的にパンを多く食べる人もいるかもしれません。

 

でもパンの食べすぎには

注意すべき点もあるようです。

不調を起こす!?一日三食パンを食べると危険なの!?

寝ても、寝ても疲れが取れないことや、

肩こりや頭痛などの体調不良が続くことは誰しもあります。

 

病院で相談しても、ストレスをためないように

アドバイスされるだけで

具体的な対処法が分からずに

困ってしまうこともあります。

 

そんな時の原因のひとつであると考えられているのがグルテンです。

 

グルテンというのは小麦に含まれるタンパク質の事で

脳や腸に悪影響を与える可能性がある

指摘されています。

小麦はパンだけでなく、

うどんやお菓子など生活の中で

様々な食品に使われているので、

自分では意識していなくても

大量のグルテンを摂取している

可能性があるのです。

 

いつもパンばかり食べているとか、

うどんが大好きとか…

考えてみると身に覚えのある人も

いるのではないでしょうか。

 

ただし、困ったことに、

グルテンが不調の原因であると

特定することはとても難しいのです。

 

グルテンに抗体のない人が摂取すると、

一種のアレルギーのように反応して、

それが体調不良につながります。

 

そうだとしてもグルテンを摂取してから

その反応が出るまで時間がかかるため、

原因がグルテンなのか、

他の何かなのかを

見極めるのが難しいのです。

 

ですから、グルテンが体調不良の原因ではないかと

確かめたい場合は、

一定期間グルテン抜きの生活を送ってみて、

自分自身で自分の体調が

どの程度改善するかを観察してみるのが

ひとつの方法です。

 

難しく考えすぎずに

朝ご飯にパンやシリアル中心に食べていた物を

ご飯と好きなおかずにしてみるとか、

お昼ごはんをサンドイッチではなく、

おにぎりに変えてみたりすればよいのです。

 

お米よりパンの方が好きな人にとっては

最初はつらく感じるかもしれませんが、

卵かけご飯や好きなふりかけなど、

味のバリエーションをつけるようにして

飽きないように工夫してできるはずです。

 

約2週間程度続けてみて、

体調の改善が見られれば

少なくとも体調不良の原因の一つが

グルテンだったと考えられます。

 

そうすると体調が良くなってくるので

お米中心の食生活の方が楽で、

嬉しく感じるようになるでしょう。

 

体調に変化がないようなら

他に原因があるはずです。

 

いずれにしろ、グルテン抜きの生活を送ろうと思うと

どうしても和食中心になります。

それだけでも体には良いことなので、

試してみる価値はあるでしょう。

 

和食にすると塩分が気になる…

という人もいるかもしれませんが、

実は一日一杯程度の味噌汁なら

健康に影響はないどころか

体に良いと言われています。

 

どうしても気になる場合には

家族にも協力してもらって

薄味の味噌汁にして、

具材を多めの味噌汁にしてみましょう。

おこめとパン、どちらが好きか地域によって違う!?

お米とパンの好き嫌いや消費量は、

地域によって違うのでしょうか?

 

一説にはお米中心か、パン中心かで

足の長さに差が出るという話まで耳にします。

 

それは、欧米と日本の食生活と体形の違いの関わりから

結果的に話としてつながった可能性が高いです。

 

和食よりもパン中心の食生活の方が、

腸が短くなる傾向にあるので、

その結果、パン中心の食生活を送るほうが

胴体が短くなり、足が長くなるという考え方ですが、

現実的にははっきりとはしません。

 

また、食生活だけでなく、

生活習慣も影響している可能性もあります。

 

日本には正座する習慣がありますが、

欧米は基本的に椅子に座ります。

 

正座よりも椅子に座ったほうが足は伸びる、というのは、

確かに納得のいく、

分かりやすい理由ではあります。

 

また、日本国内で見てみると、

岩手県をはじめとする東北地方では、

お米が好まれる傾向にあり、

関西ではパンの人気があります。

 

でもだからと言って東北出身の人と関西の人で

足の長さに差があるかと言えば

はっきりと差があるという証拠もないようです。

まとめ

こうしてみてくると、

ただ「足を長くしたい」という理由で

パンを多めに食べるのは、

その成果とグルテンなどの健康への影響を考えると

ちょっと考え物です。

 

また、足は長いかもしれませんが、

欧米人は日本人よりも肥満の割合が高いです。

 

そう考えると仮に足が長くなったとしても、

健康を壊してしまっては元も子もないので、

やはり一番良いのは

バランスよく色々な食べ物をとることでしょう。

 

欧米の食生活で考えれば、

パンだけでなくフルーツやヨーグルト、肉類も多く摂取します。

バランスを考えつつ、色々な食材を取り入れて、

健康的な体形、生活を目指したいものですね。