毎日毎日、子育てしながら家事や仕事…
本当に世のママさんたちには「お疲れ様です」、そして「ありがとう」と伝えたいですね。
そんな中、パパも重要な役割を担っているはずです。
でも、ママたちはみんな満足しているかな?
なんでママばかり…ってついストレスに感じがちな中、どうやったらパパとうまく一緒に家事や子育てを分担して楽しめるか、そのヒントを探ってみました。
パパにいかに具体的に伝えるか!そこが勝負の分かれ道!
子育て中のママにとってパパに手伝ってほしいことってたくさんあります。
でもそれがなかなか伝わらなくてついイライラしたりケンカになってしまったり。
家事って本当に小さなことの積み重ねでできています。
例えば、テーブルを拭いてお箸を並べることなど、これだけならどうってことのない誰でもできることです。
でも、仕事の帰りに子供を保育園に迎えに行って、子供のご機嫌を取りながら必死に夕ご飯を用意したママにとっては、「誰かやってくれたら助かるのに…」って思う家事に変身します。
だからつい、「テーブルくらい拭いてくれればいいのに」って思っちゃうのですね。
だけど、パパに「大変なんだからテーブル拭いてよ!」って言ったところで、まずパパはテーブルを拭くことが大変なことだとは思ってくれません。
パパからすれば「テーブル拭くことのどこが大変なの?」ってなります。
つまり、パパに大変さを訴えてもほぼ無意味なのです。
それならばパパには具体的に作業を伝えるしかありません。
「私は今からご飯とお味噌汁をよそってテーブルに出すから、パパはテーブルを拭いてくれる?
ついでにお箸を出してもらえると助かるなぁ。」と伝えるのです。
ママにはこれだけすることがあるのだ、だから手伝ってほしい、と示してあげることが大切なのです。
そうするとパパはなかなか断れません。
ほかにすることがあるって言っているママに向かってテーブルまで拭けとは言えないのです。
こんな風に、私は~をするからパパは~をお願いね、と分担を強調してお願いしてみるとパパもすんなりと聞いてくれるはずですよ。
まだまだある!パパにうまく頼むにはこんなコツもあった!
パパにうまく頼むには、具体的に伝えるほかにもコツはあります。
ママだってソファでくつろいでいる時にパパから何か頼みごとをされても「ちょっと待ってほしいなぁ」って思いませんか?
それってパパだって同じですよね。
例えば洗濯物を取り込んでほしいな…って思ったとします。
でも、ソファに寝転んでいるパパに頼んでも動いてくれないでしょう。
だから、ぐっと辛抱してパパが動くのを待つのです。
パパが2階に上がろうとするタイミングを待って、その時が来たら逃さずに「パパ!2階に行くでしょ?ついでに洗濯物を取り込んでね~。」と伝えるのです。
パパもついでがあれば動いてくれます。
さらに、子供に「パパ一緒にたたんできてね~」と言って巻き込んで一緒にたたんでもらえれば上出来です。
ここで重要なのは、洗濯物の取り込み方やたたみ方に一切口を出さないことです。
少しでも文句を言ってしまえばパパは「せっかく手伝ったのに」と思ってテンションが下がってしまいます。
洗濯物を取り込んでたたんでくれたことは事実ですから、そこには100%の感謝の気持ちを持つことが次にまた手伝ってもらう秘訣なのです。
分かってあげていますか?パパだって戦っているし休みたい!
ここまでの流れだとママが主導権を握ってママの都合の良いように見えるかもしれません。
それではパパだっていつかはイヤになってしまうかもしれませんね。
ママは仕事や家事だけでなく子育ての大部分も担うことが多くなってしまって、どうしても自分の大変さや子供のことだけに目が向きがち。
でも、よく考えてみましょう。
パパだって朝早くから電車に乗って会社に行ってお仕事をしています。
自分のためだけでなく家族のために働いてくれているわけですね。
働いていれば大変なことも嫌なこともきっとあるはず。
でも、多くの男性はあまりそれを家庭でぐちぐち言ったりしないものです。
パパにはママの大変さのすべてが分からないように、きっとママにもパパの大変さの全部は伝わっていないのです。
あとはママが創造力やねぎらいの気持ちを自分でどれだけ膨らませるかなのです。
ママはパパがいてくれる休日を心待ちにしていることも多いでしょう。
でも、パパにとっても待ちに待った休日なのです。
パパだって休みたい。きっとパパの本音です。
だから、ほんの少しの優しさをもってパパを休ませてあげましょう。
ぐうたらさせてあげるのも、一人で出かけさせてあげるのも良いでしょう。
パパにもエネルギーの補給が必要です。
文句ばかり言っている奥さんよりも自分にねぎらいのエネルギーをくれる奥さんのほうが、きっとパパだって優しさでこたえてくれるはず。
また明日からパパがお仕事や家事、育児を一緒に頑張れるように、少しだけ休息の時間を持たせてあげて下さい。
忙しい毎日でつい忘れがちな思いやりの気持ち、持っていますか?
どうでしょう?自分自身が大変な中でうまくパパに一緒に頑張ってもらうコツは伝わったでしょうか?
文句ばかり言ってギスギスしていては、家事をうまく分担できたとしても家の中は明るくも楽しくもなくなってしまいます。
本当の意味でうまく家事を分担するというとは相手を思いやって相手を助けるために手を差し伸べることなのかもしれませんね。