梅雨のこの時期、特に多いのが水害ですよね。
時には人の命を奪ってしまうほど
降ることもあります。
地域差がかなりありますが、
自分の住んでいるところも絶対にならないという
保証はありません。
『ハザードマップ』『経路確認散歩』
この2点を踏まえてお話ししていきたいと思います。
自宅の地域の避難経路は意外と知らない!いざという時の準備とは!?
もし自分の住んでいる地域に警報が出て
避難しなくてはいけないとなったら
すぐにできますか?
何よりもどこに避難すればいいのか?
家族はみんな知っているのか?
ふと考えてみると曖昧だし、
知らないことが多いです。
何よりも避難経路は、
いつもと違う道を
歩かないといけないこともあります。
そんな時に役立つのが『ハザードマップ』です。
ハザードマップは各自治体で
一世帯に一冊配布しているものです。
普段はあまり見る機会はないものですが、
いざというときにないと
困るものです。
特に引っ越して、あまり知らない場所だと
必要になってきます。
これがないと避難経路はおろか
避難場所や避難所もわからないので
本当に困ります。
そしてもう一つ役立つのが、
『経路の確認の散歩』に行くことです。
それには次のようなことをしてもらえれば
いいと思います。
・自治体から配られているハザードマップを用意する
・自分の地域の避難場所や避難所を確認する
・避難場所、避難所を確認したら、行く道を何パターンか考える
・考えたパターンの道を実際に歩く
・水害になった時に、本当に歩けるか?危ないものなどがないか確認する
こんな感じです。
避難時は当然徒歩が前提です。
自転車や車なんてもってのほかですよね。
ですから、徒歩で散歩しながら、
避難経路などを確認すると
周辺のことを知れたりするのでおすすめですよ。
では、次に避難時に判断材料となる
降雨量と警報の話をしたいと思います。
いまさら聞けない! 気象庁が発令する警報レベルと危険な雨量とは!?
まずは、降雨量から。
降雨量は純粋に雨がどれだけ降ったのかを
一定の時間で計測したもの。
ちなみに一時間にどれだけ降ったかによって、
表現の仕方が変わってきます。
やや強い雨 →10㎜以上20㎜未満
強い雨 →20㎜以上30㎜未満
激しい雨 →30㎜以上50㎜未満
非常に激しい雨→50㎜以上80㎜未満
猛烈な雨 →80㎜以上
こんな感じです。
強い雨や激しい雨になってくると
台風並みに強い雨だと言えます。
警戒情報。
以下は気象庁で出しているものを
分かりやすくしたものです。
警戒レベル1
早期注意情報、災害への心構えが必要であることを示す段階
警戒レベル2
大雨注意報、洪水注意報、高潮注意報、氾濫注意情報
ハザードマップで災害が想定されている区域、
避難先や避難経路を確認する段階
警戒レベル3
大雨(土砂災害)警報、洪水警報、氾濫警戒情報、高潮注意報
地元の自治体で避難準備、高齢者などの避難開始を発令する目安。
ハザードマップの危険度分布、河川の水位情報を確認して
高齢者などは自ら避難の判断をする
警戒レベル4
土砂災害警戒情報、氾濫危険情報、高潮特別警報、高潮警報
自治体からの避難勧告が発令されるかもしれないこと、
発令されなくても危険度分布、河川の水位情報などを確認し
自ら避難の判断をする
警戒レベル5
大雨特別警報、氾濫発生情報
何らかの災害が既に発生している可能性が極めて高い。
命を守る最善の行動をとる
もちろんこれはあくまでも目安で、
書いてある通り、
年配者や乳幼児がいる場合は
もっと早期に対処して、
行動した方がいい場合もあります。
これも含めて散歩のときに確認できると
いざ起こった時に冷静に対応できるかもしれませんよ!
まとめ
・ハザードマップを確認する
・マップを基に避難経路の確認の散歩をしてみる
・警報などは内容を理解した上で、状況で判断する
・まずは身の安全を確保すること
自分の身にいつ起こってもおかしくないのが災害です。
日常の中では忘れがちですが、
ふと思い出すことや
何かの折に『もし今起こったら?』など考えるだけでも
行動は変わってきます。
改めて考えてみる良い機会なので、
ぜひ参考にしてくださいね!