毎日、家事や仕事や育児などに大忙しで頑張る皆さん、お疲れ様です。
家事を少しでも効率的にこなして時短し、ゆとりある暮らしを送りたいですよね。
今回は料理の下ごしらえに焦点を当てて、“シンプルに最低限の下準備”をモットーとした方法をご紹介します。
拍子抜けするような簡単な方法です。ひとつでも気に入った方法があれば試してみてください。
自分にあった時短テクニックを見つけよう
家事の時短アイデアは、本やネットに溢れていますが、自分の性格やライフスタイルにあっている方法を見つけなければいけません。
例えば、食材をきれいにラベリングして冷凍してみたり、写真映えするような作り置きおかずを週末に作り溜めしてみたり、といった方法に憧れて挑戦した方もいるかもしれません。
でも、時短で楽をしたいはずなのに目的がズレて疲れてしまったことはありませんか?
それに、作りおきの場合、
「今日中に食べきらないといけない」
「今日はこれを食べたい気分じゃないな」
「保存容器を洗うのが面倒」
といった悩みが出てくる方もいるのではないでしょうか。
おすすめ下ごしらえの具体例今回ご提案したい下ごしらえ、下準備の方法は、その作業が負担にならず、かつ味と栄養を損ねない物を厳選しました。
野菜室
★外側の皮を剥いた玉ねぎ
皮と種を取り除いて料理しやすい大きさに切ったカボチャ玉ねぎは常温で保存できますが、冷蔵庫で保管することで、包丁で切ったときに涙が出にくくなります。
ビニール袋にまとめて入れておけば乾燥を防げます。
カボチャは硬くて、切るのが面倒な野菜の代表です。毎回少しずつ切るよりもまとめて切っておきましょう。
これもビニール袋に入れますが、それでも乾燥するので1週間以内には使っておくと安心です。
冷凍庫
★小口切りにした青ネギ
★パセリ
★生姜
★味噌汁用に刻んだ油揚げと大根
★一口サイズに裂いたきのこ類
★バター(高頻度で使う場合を除く)
★納豆
★食パン
これらは解凍せずそのまま料理に使えます。
彩りに欠かせない青ネギですが、完成した料理に冷凍のまま散らしてもすぐに解けるので便利です。
パセリはビニール袋に入れて冷凍すると、フリーズドライのように手で砕けるので刻む必要もありません。
生姜は買ってきたまま冷凍し、凍ったままおろし金で擦ります。
毎日食べたい味噌汁作りもなるべく包丁を使いたくないので下ごしらえ冷凍が便利です。
中でも大根は生の状態から煮るよりも冷凍してから煮た方が早く味が染みて美味しくなります。
注意点としては、1回分量ずつをビニール袋で冷凍することです。
ビニール袋に薄くして入れて冷凍すれば都度割って使用することもできるのですが、うまく割れないとストレスになります。
1回分だと、ビニール袋から出して鍋にポチャンで終了です。
きのこ類は生よりも冷凍したほうが栄養価がアップします。
先程と同じ理由で、一回分量ずつ冷凍してください。
バターは毎朝使うなら冷蔵庫一択ですが、たまに料理に使う程度の場合、気づいたら酸化して黄色くなってしまっていたということも多い食材です。
それを少しでも遅くするために、銀の包装紙とラップでくるみ、さらにビニール袋に入れて冷凍します。
使うときは若干硬くなっているので包丁で気をつけて切ってください。
納豆も食パンも買ってきてそのまま冷凍して良いので便利です。
納豆は30分程度で解けるので料理を始めるときに食卓に出しておきます。
食パンは冷凍のままトースターで焼きますが、焼き時間はいつもと同じで結構です。
冷蔵室
★一房ずつに切ったブロッコリー
★生姜
包丁を触りたくないというときに、ブロッコリーは本当に便利です。
ブロッコリーは切る前にボウルに水を溜めて、茎を持って逆さまにし、つぼみを水に浸けます。
水の中で揺らすと、埃などの汚れが出てくるので、それから小房に切るようにしましょう。
生姜は冷凍でもご紹介しましたが、頻繁におろし生姜や刻み生姜を作りたい場合は、冷蔵をお勧めします。
生姜が丸々浸かる量の水と一緒にコップに入れて、数日ごとに水を交換しながら保存します。
1ヶ月を目安に使いきりましょう。
これらの下処理は、買い物から帰ってすぐに行う必要はありません。
もちろん早いに越したことは無いのですが、初回の料理で使うときにやっておくことで、そこまで手間に感じることはないかと思います。
まとめ
今回ご紹介した方法は地味で、決してSNSにあげて自慢できるようなものではありませんが、下ごしらえに対するハードルは下げることができたのではないでしょうか。
最後に、家庭の冷蔵庫、冷凍庫は開け閉めによる温度変化も大きいので、過信しないようにしてください。
みなさんが、ほんの少しでも楽できる方法をみつけられますように願っております。