かぼちゃと言えばハロウィン!ランタンを飾る意味とは!?

10月のイベント





 

秋に収穫されるかぼちゃは、

ほくほくとして本当においしいですね。

かぼちゃと言えばその味だけでなく、

ハロウィンの定番ですね。

 

日本でハロウィンが知られるようになったのは、

1980年代と言われています。

原宿でお祭りが行われたのが、

最初という説もありますが、

なかなか定着はしませんでした。

 

しかし、1997年に東京ディズニーランドで、

ハロウィンのイベントを行ったことをきっかけに、

日本人にも受け入れられ、

最近ではすっかり秋の風物詩として、

親しまれるようになりました。

 

しかし、ハロウィンの本当の意味を知っている人は

少ないのではないでしょうか。

 

ハロウィンはもともと英語圏を中心とした

古代ケルト人の秋の収穫祭や悪魔祓いの風習で、

毎年10月31日に行われます。

 

古代ケルト人の間では、

この日の夜に悪魔や魔女が出てきて、

人に悪さをすると考えられていたため、

人間も仮装して人間だとわからなくすることが

ハロウィンの本来の意味であると

考えられています。

 

現代ではそのような意味合いは薄まり、

仮装やパーティを楽しむイベントとして

世界中で楽しまれています。

 

ハロウィンには『ジャック・オ・ランタンと呼ばれる

かぼちゃのランタンを飾ります。

なぜランタンを飾るのでしょうか。

言い伝えによると、ジャックという名の男の伝説に

由来しているようです。

 

ジャックという名で、日頃の行いが悪い男が

悪魔をだまして、自分の魂は取らせないと

約束をしたことから始まり、

その結果ジャックは、

死後に天国にも地獄にも行けず、

悪魔たちと一緒に、

真っ暗闇をさまようことになってしまうのです。

せめて足元だけでも照らしたいと懇願して、

手に入れたのがランタンだったのです。

 

そのためランタンは仮装と同じように

悪魔よけの意味合いで、飾られるようになりました。

 

現代のジャック・オ・ランタンは

愛嬌のあるかわいらしいものになっていますが、

実際にはもっと怖い顔をしていたといわれています。

 

そのランタンは伝説ではカブでできていましたが、

アメリカにハロウィンの風習が入ってきたときに、

アメリカでたくさん収穫されるかぼちゃにかわりました。

 

 

かぼちゃを育ててハロウィンをより楽しむ!? 栽培方法とは!?

かぼちゃはスーパーなどで手に入れることはできますが、

家庭で栽培することもできます。

つるがのび、場所をとるので、プランターよりも畑がおススメです。

場所を確保できる人はチャレンジしてみる価値ありです。

 

一番大きくできたかぼちゃを使えば、

迫力のあるランタンを作ることができ、

ハロウィンをより楽しむことができますね。

 

かぼちゃの栽培はさほど難しくありません。

種から育てることもできます。

 

  • 種は3月中旬から5月中旬の間くらいに

ポットに蒔き、育苗します。

 

  • 育った苗はゴールデンウィーク頃から6月のはじめくらいまでに

畑に植え付けます。

 

  • 育ってつるが伸びてきたら、

状態の良い、つるだけを残して、後は切ってしまいます。

そうすることで、風通しがよくなり、

病害虫の被害を減らすことができます。

 

  • かぼちゃの実は地面に接して,

風通しが悪いと腐ることもあり、

病害虫の被害にあってしまうので、

敷き藁の上に実を置くようにしたり、

ネットなどを用意して

空中で這わせるようにしましょう。

 

また日に当たらないと、その部分だけ色が付きにくいので、

収穫の少し前に、横になっていたら、

立てたり転がしたりして

日に当てるようにしましょう。

 

  • かぼちゃの収穫時は品種にもよりますが、

多くの場合、受粉後45日程度とされています。

 

かぼちゃと、つるがつながる柄の部分が、

白く枯れたようになっていたら収穫できます。

 

  • 収穫してから10日程度は、

風通しの良い場所で乾燥させる必要があり、

収穫直後よりも、少し日数を置いてからの方が、

糖度が上がり、おいしく食べられるようになります。

 

切ったり皮をむいたりしなければ、

比較的長期間でも保存ができます。

 

かぼちゃに変身!? ハロウィンの帽子の作り方とは!?

ハロウィンの仮装には色々ありますが、

かぼちゃに変身できる帽子は愛嬌もあり、

かわいらしいですね。

フェルトや折り紙で簡単に作れるものもあります。

 

用意する材料

・頭のサイズに合う5㎝程度の幅の厚紙

・3㎝×45㎝程度にカットしたオレンジ色の折り紙やフェルトを10本程度。

・輪ゴムを2本、ホチキス、手芸用ボンドなどあると便利です。

 

輪ゴム二本でサイズが調整できるようにして、

厚紙の端と端をつないでホチキスでとめます。

 

そこにカットした折り紙やフェルトを、

帽子の形になるように

両端を厚紙につけていきます。

 

途中形を整えながら、ホチキスや手芸用ボンドで、

バランスを見てつけていきましょう。

 

これだけでもかぼちゃに見えますが、

せっかくハロウィンなので、

少し怖いお化けの飾りをつけたりして

それらしく見せることもできます。

 

その他にも魔女の帽子を色画用紙で作ったり

ドラキュラのマントを大き目のビニールを利用して

作ったりするのも楽しいものです。

 

まとめ

 

本来は収穫を祝ったり、悪魔祓いをしたりする

民間の行事だったハロウィンですが、

現代ではイベントとして楽しまれています。

 

でも、時には本来の意味を思い出して、

かぼちゃを栽培してその収穫を楽しみ、

感謝の気持ちを持つことも大切です。

 

自分で栽培したかぼちゃと、そのかぼちゃで作ったランタン、

手作りの仮装衣装で、

本来の意味を少し頭の片隅に置いて、

ハロウィンを楽しむことも忘れないでいたいですね。