現代では働く女性が増え、既製品の質もよく、
いつでも手に入れることができるため
わざわざ裁縫や料理をする人は減っています。
むしろ裁縫や料理ができない人が増加しています。
働く女性にとっては、最低限の家事でさえも、
負担に感じることがあります。
そんな中、裁縫や料理にかける時間が減ったり、
できないという人が増えても
不思議ではありませんね。
また、裁縫や料理が好きな人であっても、
裁縫や料理が、普段の家事や
日常生活の一つというよりも
趣味のカテゴリに入るという人もいるでしょう。
例えば休日にお菓子作りを楽しんだり、
夜寝る前に少し編み物をしたり…といった具合です。
料理も一から作らなくても、
1食分の材料がカットされていて、
後は煮たり焼いたりするだけの
手軽なセットが販売されていたり、
スーパーやコンビニでも、お惣菜も冷凍食品も
とても充実しているので、
作る必要性をあまり感じないという面もあります。
衣服も布の質や製法のクオリティが高くなり、
簡単にボタンが取れたり、ほつれたりしなくなっているため、
直す必要がなく、裁縫をする機会も減っています。
場合によってはクリーニング店で、
ボタンを付けてくれたり、
ほつれを直してくれたりする場合まであります。
また、男性と女性で、まだまだ社会的には立場に差があるものの、
男性側が女性に以前ほどは裁縫や料理の腕を
求めなくなったという傾向もみられます。
それでも食事は毎日のことなので、
結婚した男性は、奥さんがおいしいご飯を作ってくれれば
やはり嬉しいと感じます。
裁縫も、難しい洋服は作れなくても、
うっかり取れてしまったボタンを、さっと付け直してくれるなど、
プチ裁縫だけでもできると、やはり見直してくれたり
喜んでくれたりするのではないでしょうか。
ちょっと裁縫や料理が苦手だな…と思う人は
何か得意料理一つと、ボタン付け位の簡単な裁縫を
できるようにしておくと
いざという時に女子力を発揮できるかもしれません。
裁縫は面倒だし音が気になる…集合住宅でも使えるミシンはある?
裁縫と言えば、やはりミシンは必須ですね。
簡単なボタン付け程度なら、手縫いでも良いですし、
赤ちゃんが使うものやマスクなど
柔らかいほうが使い心地の良いものは
手縫いで作ったほうが使い勝手は良くなります。
しかし、それ以外の特に大型の洋服などを作るには
もちろんミシンが必要ですし、
雑巾一枚縫うにしても、ミシンで塗ったほうが
丈夫で長持ちします。
そのため裁縫をやってみようかな…と思うと
真っ先にミシンの購入を検討する人も
多いのではないでしょうか。
でもミシンはそれなりに場所も取るし、
意外と音が響くので、集合住宅でも使えるのか
気になるものです。
しかも中学校の家庭科の授業で使って以来、
ミシンなんて触ったこともない…という人にとっては
準備や糸のかけ方すら面倒に感じるものでしょう。
でも安心してください。
そんな人にもおすすめミシンがあるのです。
初心者向けの小型のミシンなら、
糸掛けも2か所程度自分でかけるだけで使え、
軽量でさほど騒音も気になりません。
ただし、騒音に関しては感じ方には個人差もあり、
住宅の立地や環境にもよるところが大きいので、
油断せずに、万全に対策をとるほうが安心です。
例えば、近隣の人に折を見て、挨拶しておいたり、
ミシンの下に防音に効果のあるマットを敷いたりすれば
何もしないよりは効果はあるはずです。
その他にも、手のひらサイズの超コンパクトなミシンまであります。
何か所か糸を通す必要はありますが、
それだけ準備すれば、ホチキスのように縫いたいところを
塗っていくことができます。
本当にコンパクトなので、縫えるのは端から4㎝程度の位置までで
凹凸のある生地を縫うには不向きですが、
簡単な裾上げや、ほつれをなおす程度なら
手軽に使うことができます。
料理ができない理由って何?改善方法とは!?
料理ができない原因はいくつもありますが、
最大の理由とは何でしょうか。
買ったほうが早い、時間がかかるなど色々ありますが、
まとめると「めんどくさい」の一言に尽きるのではないでしょうか。
料理は適当に切って、適当に煮て、適当に味を付ければ
おいしく出来上がるというものではなく、
おいしく作ろうと思えば、レシピを見て
決められた材料を、分量通りに測って作らなければなりません。
家にない材料や、下手したら聞いたことのない材料までレシピに書かれていると、
わざわざ材料を買いに行くだけでも
億劫で面倒くさいと感じることもあるでしょう。
結果、どうせ買い物に行くなら出来合いを買って来よう…
そう思うのも当然かもしれません。
そうすると料理をする機会もなくなり、
料理ができないままになってしまいます。
そうならないためには、まずは選ぶ料理のレシピが重要です。
もちろんレシピ本を買うのも良いですが、
意外と一冊の中に書かれている料理を、
全部作ることは少ないものです。
それよりもインターネットで、
自分の手元にある材料や具材で検索して
レシピを決めるほうが効率的です。
さらに初心者向けなどの少ない材料と工程で、
しかも短時間で作れる料理を選んで
作ってみることがおすすめです。
また、いきなりレシピを決めるのではなく、
材料をしっかり確認しましょう。
聞いたこともないような材料や、
今後めったに使わないと思われる
材料が含まれているレシピを避けて、
家にある調味料や材料、
少なくとも近所のスーパーで簡単に買える食材で
作れそうな料理を選んで作ってみましょう。
あとは何よりも自分が食べたいものを作る。
これが重要です。
まとめ
お菓子やパンは分量をきっちりと守ることがとても大切で、
出来上がりを左右しますが、
その他は多少分量に誤差があっても
個体差レベルで済むので大丈夫です。
まずは楽しむ気持ちで鼻歌でも歌いながら
今日の夕飯を作ってみませんか。
好きな柄の布を簡単に四角く切って、
端だけ縫った手づくりのクロスを敷いたりして…
意外と自分の新たな一面に出会えるかもしれません。