子育てしてると「これでいいのかな?」「こうさせた方が良かったのかな?」「あの時どうしたら正解だったかな?」と疑問に思ったことが段々不安に変わってくることが多いですよね。
特に初めての子育ての時は不安でいっぱい。
この不安はなぜ止まらないのか?どうしたらいいのか?
私の経験からお話ししますね!
この止まらない不安の原因は?
産まれたその瞬間からほぼ一緒に過ごすと悩みも不安も尽きませんよね。
特に新生児期から乳児期は何をどうしたらいいのか、毎日手探りで過ごす日々。
何で泣き止まないのか?何で寝ないのか?
そんな時に頼るのがネットだという方も多いのでは?
かく言う私も特に新生児期はネットの記事を読み漁りました。
どうしたら泣き止むか、抱っこの仕方、今不安に思ったことをすぐ調べるという感じでした。
この時はなぜか育児書に書いてあることには一喜一憂しないと思いながら、ネットの記事には一喜一憂するという謎の現象が。
ネットの記事は読めば読むほど、調べれば調べるほど不安定な精神に追い打ちをかける悪いことやネガティブなことが出てきました。
読まないようにと思いながらもでも不安だから見てしまう・・・この繰り返しです。
では、本題です。なぜ、こんなにも不安になるのか?
それはずばり子供を思うからこそです。
そんなの当たり前でしょ!と思った方、そう当たり前のことなんです。でもこの当たり前を自分が不安定な状態でも調べて解決しようとしますよね?
それは自分が不安だからではなく、子供を心配して守ろうとする行動からくるものです。
例えばわかりやすくするとこんな感じです。
★(新生児期)子供が寝ないでずっと泣いてる→早く寝かせてあげないとかわいそう
★寝返りしない→どこか痛いのかな、骨とか異常があるのかな
★離乳食を食べない→お腹すいたままじゃかわいそう、好き嫌いが増えたらどうしよう、大きくなれなかったらどうしよう
★歩くのが他の子より遅い→このままずっと歩かなかったらどうしよう、走ったりもできないのかな
字として客観的に見ると子供への心配だとわかりやすいと思います。
そうなんです、不安に感じるのはあくまでも子供を心配してるからです。
なのでその不安はあってもいいんです。
不安なのはその先を見据えているからで今できないと次のステップに子供が進めなくなってしまうと思うからです。
では、この不安はどう解消すればいいのか?
不安なことは声に出すこと
どういうことかと言うと、『今持っている不安を誰かに話す』ということです。
話すことでそんなに変わるの?と思いますよね。私も実際そうでした。
子供がハイハイしないことが不安な時期があり地元の子育て支援センターに初めて行った時のことです。センターの先生が不安そうな私を見て「何か今、不安なことある?」と聞いてくれました。
子供がハイハイしないことを話し始めると他に不安に思っていたことも全て話していました。話し終わったときに先生はこう言いました。
「いっぱいこの子のこと考えてたんだね。正解がないから不安になるよね。でも今までお母さんが悩んで出した答えは間違ってないから自信もっていいんだよ」
そう言われたときに涙がこぼれました。
きっと私はこの言葉が欲しかったんだと、間違ってないよ、大丈夫と。この数日後にうちの子は何もなかったかのようにさらっとハイハイし始めました。
初めてした時は感動しました。すると今度は別の感情がわいてきます。
「できないって悩んで泣いたあの時間は何だったんだろう」と。
今思えば、ハイハイはしなくても先につかまり立ちはしていたし、喃語も言っていたので特に悩むこともなかったんだなぁと今なら思います。
でもその時は今目の前のことに必死で起こるかもわからないことに不安を感じてしまいます。
そこで声に出す、つまりは誰かに話すということが不安解消の一番の近道です。
まとめ
◆不安に思うことは自分が子供を心配して大事に思っている証拠!
◆育児書、ネットの記事は参考までに頭の隅っこの方に置いておくくらいにする!
◆不安なことは声に出す、誰かに話すことで軽減はされる!
どうしても抱え込みがちになってしまう時期がありますが、子育てサークルや子育て支援センターなど他の人と話す機会をつくると見え方や考え方もすこし変わるかもしれませんよ!