子育てをするうえで、まったくストレスがたまらない、そんな人はほとんどいないと思います。
ストレスの度合いの大小はあるとは思いますが、誰もがストレスを感じる瞬間はあるはずです。
子育てのストレスは大きく分けて2つあります。
一つ目は、仕事で疲れた日に夜泣きで起こされてしまったり、せっかく作ったご飯を食べてくれなかったりなどの、子どもと直接的に関わるストレスです。
二つ目は、離乳食がうまく作れなかったり、お金が足りなくてオモチャを買ってあげられなかったりなどの、ママ自身の気持ちによるストレスです。
このように、ストレスで悩んでしまうと、頭痛に襲われてしまうママも多いです。
ストレスと同じように、頭痛にも種類があります。
必ずしもそうとは言い切れませんが、一つ目の子どもに直接的に関わるストレスから発生する頭痛は、緊張型頭痛が多いです。
それに対し、二つ目のママ自身の気持ちによるストレスから発生する頭痛は、偏頭痛が多いです。
それぞれの頭痛の対処法は大きく変わってきます。
対処法を間違えると、頭痛が悪化することも考えられますので、自分に合った頭痛の対処法をしっかり見極めることから始めましょう。
いざという時に習得しておきたい、頭痛のケア
子育てにおける頭痛は、以下の2種類の頭痛が多いということでした。
緊張型頭痛と偏頭痛です。
まず、緊張型頭痛の特徴は、首や肩など、凝りやすい人に多いです。
例として、仕事で疲れていたり、一生懸命重いフライパンで子どものご飯を作りすぎたりして、首や肩などが凝っている場合などがあげられます。
この場合、エステなどでリンパマッサージをしてもらうと、その時だけでもスッキリ改善されることもあります。
つまりは、主に首や肩などのリンパが詰まっており、体の巡りが滞っているのです。
その時の血管は収縮していますから、広げて通り道を作ってあげるためにも、特に首や肩を温めてあげるといいですね。
また、脇の下は腋下リンパといって、首や肩から近い大きなリンパ節があります。
リンパ節は、簡単にいうと体の中のゴミ箱です。
その大きなゴミ箱を利用して、グーの手でぐりぐりとセルフマッサージをするだけでも、体が楽になりやすいですよ。
これに対して偏頭痛は、原因ははっきりと解明されていませんが、子育てに限らず、神経質な人に多いとされています。
血管が拡張し、ズキンズキンと頭の片側が痛む頭痛です。
この場合、血管が拡張しているので、冷やして安静にする必要がありまた、部屋を暗くして横になると、より良いケアになります。
コーヒーなどでカフェインに助けてもらうのも一つの方法ですので、一番楽になる方法を見つけ、いざという時に実施してくださいね。
そもそものストレスを軽くするためには!?
良い対処法は分かりましたが、一番いいのはそもそもストレスをためないことですが、ストレスを全くつくらないのは難しいですから、少しでもストレスを軽くしておきましょう。
緊張型頭痛の人は、日頃からマッサージをスケジュールに入れると良いでしょう。
かといって、お金をかけてエステやマッサージ専門店などに通う必要はありません。
セルフマッサージでもいいので、毎日続けると大きく結果が変わってきます。
お風呂場の湯船でのマッサージが簡単でオススメです。
特に時間を割くことなく、わずらわしくもありません。
身体を温め、血行を良くしましょう。
偏頭痛の人は、痛みがひどい時には、逆に湯船による長い入浴は避けて、冷やしながらすぐに休みましょう。
とにかく神経質に考えすぎている可能性が高いですから、周囲の信頼できる人に相談したりして、自分に向けて刃を向けないことが大切です。
相談とまではいかなくても、ただ話を聞いてもらうだけでも楽になるはずですよ。
まとめ
子育て中の頭痛は本当に辛いですが、適した対処法で軽減することが大切だと分かりました。
子どもが甘えてきてくれたのに、頭痛で答えてあげられなかったりすると、辛いを超えて悲しくなり、さらにストレスが積み重なってしまうこともあります。
本当にひどくなる前に対策をして、実際は楽しい子育てをより楽しんでみてくださいね。