新型コロナウィルスが日本で猛威をふるい続けて
約半年が過ぎようとしている日本ですが、
今度は中国で「新型ブニヤウイルス」という
新たな感染型ウィルスが猛威を振るい出しています!
では、この「新型ブニヤウィルス」とは、
どういうウィルスで、どのような影響が人間にある
のでしょうか?
詳しく調べてみました!
新型ブニヤウィルスの感染経路と人への影響とは!?
新型ブニヤウィルスは、2010年に衛生部門によって
”マダニ中毒者の体内から発見”された一種のウイルスで、
新型コロナウィルスと同様に新型ウィルスに認定されて
います。
感染経路は新型ブニヤウィルスの宿主である”マダニ”に
噛まれて感染を引き起こす可能性があり、症状としては
6日~2週間程度の潜伏期間を経て、
軽症であれば”自然治癒”しますが、重症に陥ると
発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)
などの症状のほか、
神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状
を引き起こす可能性があると言われております。
感染後の致死率は約6%~30%との見解が示されているそうです。
マダニを媒介して人へ感染しますが、新型ブニヤウィルスに
感染した人の血液や体液を通して、他の人に感染する
”ひとひと感染”を引き起こす可能性のあるウィルスです。
新型ブニヤウィルスの日本国内の感染例と予防策とは!?
2020年8月4日の報道では、中国の中国国内の感染者が
約60人、亡くなられた方は7人との発表がありましたが、
日本国内ではどうなのか調べてみました。
日本国内では2013年に初めて”新型ブニヤウィルス”の感染例
が報告されており、2020年7月までに約500例の感染確認がされて
おり、10名の方が亡くなられているとの報告例がある模様です。
では、その予防策としてはどんな事があるのでしょうか…
主に”マダニ”から感染するといわれている”新型ブニヤウィルス
ですが、”マダニ”に刺されないように注意することが最善策ですね!
”マダニ”は主にマダニは山林や草原にいる虫です。
”マダニ”は吸血昆虫ですが、蚊とは違い刺すのではなく皮膚に
噛みついて吸血をする昆虫です。
”マダニ”の活動時期は主に春から秋にかけて活発化しますが、
山林や草むらで作業などをする場合は、長袖、長ズボンを着用し、
更には靴下を履いて長靴を履くなどの対策をするのが一番です!
・首にはタオルを巻くかハイネックのシャツを着用する。
・シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れる。
・シャツの裾はズボンの中に入れる。
・ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる。
その他、虫よけをする方法もあり、現在は「ディート」と「イカリジン」
という2種類の有効成分のものが市販されています。
しかし、この虫よけ剤は”マダニに噛まれなくなる”のではなく、
あくまで”マダニの付着数を減らす”という対策なので、あまり過信する
のは禁物ですね!
マダニに噛まれた時の症状とは!?
”マダニ”は主に人に噛みついて吸血をしますが、
その吸血方法は
ギザギザの歯を皮膚に刺して吸血する方法や
、セメントのような物質を出して、
噛みついた皮膚の結合部を固めて吸い付くなどです。
このため、蚊のように短い時間で吸血を行うのではなく、
長い場合は10日以上も皮膚に噛みつきながら
吸血することもあります。
マダニに噛まれたあとは、
噛まれた部位に赤い大きな発疹が現れ広がっていき、
発熱や筋肉痛、関節痛などが現れて
日本紅斑熱などになる可能性があります
マダニに噛まれてから2~8日間の間は
全身に赤い発疹が出て、発熱、頭痛、倦たい感などの自覚症状
が出ないか注意してください。
また、”マダニ”に噛まれた場合は、自分で除去することも可能
ですが、無理やり引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内
に残って化膿したり、
マダニの体液を逆流させてしまう恐れがあるため、
皮膚科などの医療機関で処置してもらいましょう!
新型ブニヤウィルスのまとめ
新型コロナウィルスが猛威をふるい、先が見えない状況
のなか、新たな”新型ブニヤウィルス”という感染の心配
が出てきました。
レジャーやお仕事で山林や草むらに入ることもあると思い
ますが、
”マダニ”は家の庭や畑やあぜ道などにも生息しています。
手洗いやうがいはもちろんですが、山林や草むらなどに
入った場合は、帰宅してからシャワーを浴びたり、
お風呂に張って、しっかり身体を洗い流しましょう!
しっかりと予防策を考え実施して、
ご自身とご家族の安全を守って生活をしていく事を強く考えて、
日々の生活を楽しく過ごしていきたいですね。