子育は疲れるしイライラの連続でも乗り切るヒントも沢山ある!?

子育て





 

待ちに待った赤ちゃんの誕生。その日を楽しみに楽しみに待っていた気持ちは誰にでもあったはず。
生まれてからだって、「良いお母さんになるぞ!」とか「優しいママになるぞ!」とか夢や希望や理想でいっぱい…。

それなのに、いざ子育てを始めてみると、ママにとっては奮闘の日々の連続!
初めてのことばかりでイライラしたり泣きたくなったり。
自分の時間がなくなって心が疲れてしまって、時には世界中で独りぼっちになった気分になる日もあるかも。

それでもちょっとしたことを変えてみるだけでいろんなことが全然違って見えてくるから不思議です。

自分は自分!まわりに惑わされない事が大切!

ママ友や保育士さんと育児について話したり相談に乗ってもらうことってありますよね。
でも、それを真に受けるのはほどほどにしておくと良いですよ。

ママ友が話していることは「自分のこと」、保育士さんが話しているのは「みんなのこと」です。
決して「あなたのこと」を話しているわけじゃないのです。

話すことや相談することでストレス解消や前向きになれることもあります。
でも、逆にプレッシャーになったりがっかりしたりすることだってあるはず。

そんなときはすーっと耳を通過させてしまいましょう。
いいとこ取りしてしまえば良いのです。

例えば、「育児で大変なんだから洗濯物なんてたたまないで家の中に干しっぱなしで、そこから取って着ていけばいいのよ!」と
言う人がいたとしても、どうしても洗濯物を干しっぱなしにすることがイヤな人だっているはず。
それなら手間でも子供がいて大変でもたたんじゃいましょう。

そのほうが自分のストレスにならないのですから。
よく、子供が小さいうちは手抜きしてもしょうがない、家が散らかるのもしょうがない、といった意見もありますけど、それだって人それぞれ。

手を抜くこと、家が散らかっていることがストレスの人だっているのです。
そんな人は片づけてしまえばいいのです。

もちろん、片づけを邪魔されることでイライラしちゃうこともあるけど、一日の中で一瞬でもモノが散らかっていない部屋を見ることができると意外とそれだけで心のトゲトゲが取れることもありますよ。

ちなみに、せっかくたたんだ洗濯物を子供にぐちゃぐちゃにされるよりは、たたみ方が多少雑でも子供と一緒にたたんだほうがストレスは感じないのではないでしょうか。

とにもかくにもすべては自分次第。
周りに惑わされずに自分流をつらぬいてしまいましょう。

子供のお昼寝時間はママの自由時間!思いっきり休んじゃおう!

子供のお昼寝はママの休憩時間。
遠慮せず、休んじゃいましょう。

ついつい、子供が寝ている間に洗濯物をたたんでしまおう…、
とか散らかしたおもちゃを片付けてしまおう…、
なんて思っていませんか?

子供のお昼寝中は家事なんかほったらかしでいいのです!

子供がお昼寝している間はママも休憩時間。
もちろん一緒にお昼寝してしまっても良いし、録画しておいたドラマを見ながらコーヒー1杯でも、読みたかった本を1ページでも、自分のために時間を使ってみて下さい。

子供が目を覚ました瞬間に「あ、休憩時間終わっちゃった」ってがっかりの気持ちも出てくるけど、それでも後から「でもコーヒー飲めたし、まいっか」とか「少しでも本が読めて楽しかったな」とか前向きに明るく思えちゃうのです。

これがとても大切です。

寝る前に、「コーヒーも飲めなかった(涙)」って思うのと「コーヒーだけでも飲めて良かった」って思うのでは元気のもとになるエネルギーが全然違ってきますから。

心の疲れが取れてストレスの感じ方も変わってきますよ。

時間の概念は捨ててしまおう!


朝7時に朝ご飯を食べて、12時にお昼ご飯を食べて、お昼寝させて、お散歩に行って、夕ご飯にお風呂…なんて時間の流れに縛られていませんか?

子供ってまずその時間通りに動いてくれないですよね。
なんで今出かけるっていう時にトイレに行くんだ…とか、出かけようと思ったのに、なんで上着を着るのをこんなに全力で拒否するんだ…とか。

大人の感覚で時間を逆算して準備しようとしてもまずうまくいきません。
うまくいかないと思っておくのです。

ゆる~く考えて、「7時までに朝ご飯が食べられればいいほうかな、あ、7時半になっちゃったなー」でもいいし、「夕ご飯は19時だから18時には作り始めなくちゃ」、とか、そんなのはいらないのです。

例えば、昼の2時に子供がご機嫌で一人遊びをしていてくれれば、その間に夕飯を作っておいて夕飯の時にはレンジでチンでも良いのです。

なにも夕方に作ることにこだわらなくても全然大丈夫です。

逆に子供がずっとご機嫌ナナメでご飯を作るのが遅くなってしまって夕飯が20時、おかず一品…なんてことになっても良いのです。
それくらいじゃ子供はへこたれないですから、明日おいしいものをおなか一杯食べさせてあげればそれで大丈夫。

ただし、約束や習い事とかで時間が決まっている時は要注意です。
できれば「出かける準備」以外の用事を何も作らないのが一番です。

朝出かけなければならないのなら前日の夜に洗濯や朝ご飯の準備は済ませておいて、当日の朝はチンして食べるだけ、さっと片づけたら後は早すぎるくらい早く準備して、あわよくば早めに出かけてしまえば良いのです。

こんな風に、時間にこだわらずにやれるときにやれることをやればイライラも減っていくはずです。

子育てって意外と自由!


「~をしなきゃ!」とか「~時までに終わらせなくちゃ!」とか、意外と子育てには少ないですよね。
もちろん守らなければならない約束などもあるけど、自分なりの時間の使い方やアドバイスや情報の使い分けを上手にしていくと、もっと子供との時間に余裕が生まれて自由に楽しめるようになるはずです。
それでも子育ては疲れるしイライラの連続。
あえて言うなら自分との闘いです。
でも二度と戻らないかけがえのない時間を過ごしているのだということを心のどこかすみっこにおいて、明日も一緒に子育てを楽しみましょう。