ドライヤーは平均でどのくらいもつ!? 買い替えのサインとは!?

生活習慣





 

ドライヤーの平均寿命はさほど長くなく、

メーカーによって違いはあるものの

だいたい3〜4年となっています。

 

時間にするとだいたい

130時間から140時間となるので、

ドライヤーを使う頻度の高い人や

髪を乾かすのに時間のかかる人の方が

早く使えなくなってしまう可能性があります。

 

ドライヤーの寿命や壊れる前のサインを

知っておくことで

効率的にドライヤーを使って、

買い替えの時期も

見逃さないようにしましょう。

ドライヤーが焦げ臭い! ほこりによる火事の危険性とは!?

毎日の生活の中で活躍は地味だけど

必需品なのがドライヤーです。

 

もしも突然壊れてしまったら、

次の日の自分の髪の毛を考えると

頭が真っ白になるくらい

大ピンチになってしまいます。

 

ですからそのようなことのないように

ドライヤーの寿命や、

壊れる前のサインについて

多少なりとも知っておくと

パニックにならずに済みます。

 

では、なぜドライヤーは

使えなくなってしまうのでしょうか。

 

その主な原因はモーターにあります。

 

モーターが動くことによって、

ヒーターが動き、温めた空気を送り出し、

その風で髪を乾かしています。

 

モーターがなければ

ドライヤーは動くこともできず、

空気を温めることもできず、

風を送り出すこともできません。

 

しかもそのモーターは消耗品のため

3~4年で力尽きてしまいます

 

このモーターの寿命=ドライヤーの寿命となります。

 

また、イオンドライヤーを使っている場合は

目には見えませんが

イオンの効果がどんどん少なくなり、

モーターが寿命を迎えるころには

イオンもほとんど出なくなってしまいます。

 

ドライヤーの寿命が近づいてくるとどのようなサインが

見られるのでしょうか?

 

ドライヤー本体が熱を持つようになる

正常な時は、熱くなるのは吹き出し口周辺だけですが、

ドライヤーの寿命が近づくと

本体全体が熱を持つようになります。

 

熱くて持てない時、やけどを負うほど熱くなることもあるので

本体に熱があると気が付いたら

買い替えを検討するべきでしょう。

 

焦げ臭いにおいがする

 

ドライヤーの焦げ臭いにおいは

発火の危険のサインです。

 

臭いの原因は内部に入ったホコリです。

吹き出し口から送風するために

吸い込み口から空気を取り込んでいますが、

その時にホコリも一緒に吸い込んでしまい、

内部のヒーターで熱せられることにより

焦げてしまい臭いが発生します。

 

場合によっては火花が散ったり

火災につながることがあるので、

焦げだけでなく異臭を感じたら要注意です。

 

送風の温度が下がる、異音がする

 

ドライヤーは寿命が近づくと、

内部で熱する力も弱まるため、

熱風を作り出すことができなくなり、

送風の温度が下がります。

 

場合によっては、冷風しか出なくなることもあります。

冷風、温風と切り替えられるドライヤーでも

冷風と同じ程度の温度になってしまう場合もあります

 

また異音がしだすと、いよいよ末期的

言われています。

今まで聞こえていなかった音が

きこえるようだったら

早めにドライヤーの買い替えを検討しましょう。

 

ドライヤーもちょっとしたお手入れをする事で

良い状態を保ち、少しでも寿命を延ばすことができます。

 

特に吸い込み口にホコリがたまりやすいので、

掃除すると効果的です。

 

必ずコンセントを抜いた状態で

掃除機で吸い取り、歯ブラシなどでつまりを

取り除くと良いでしょう。

 

目安としては1~2か月に一度程度行うと効果的です。

熱によりダメージ増!? ドライヤー中髪が焦げ臭い時は要注意!!

ドライヤーを使用する場合に

注意しなければならないのは、

ドライヤー本体だけではありません。

 

例えば焦げ臭いにおいがするなと思ったら、

実は臭いのもとはドライヤー本体ではなく、

自分の髪の毛が焦げてしまっていた

という可能性があります。

 

せっかく髪のことを考えて、

ドライヤーでケアしていても、

焦げてしまっては台無しですし、

髪の状態によっては、

切らなければならなくなってしまいます。

 

そんな悲劇を避けるためにはどうしたらよいのでしょうか。

 

人間の髪の毛は100度前後までは耐えられる

と、言われていますが、

それ以上になるとダメージを受け焦げてしまいます。

 

ドライヤーの吹き出し口の付近の風は、

100度を超えているため、

髪に近づけすぎることや

同じ場所ばかりドライヤーを当てていることで

髪が焦げてしまいます。

 

焦げてしまった髪の毛は

残念ながらどんなにケアしても復活することはないので、

要注意です。

 

出来れば髪を乾かす時には

ドライヤーは髪から20㎝前後の適切な距離を保つようにして、

少し揺らしながら使えば

髪へのダメージを避けることができます。

 

また、ドライヤーの機能を使い分けることも

おすすめです。

 

乾かし始めから、髪の内側や頭皮が乾くまでは

一番強い熱風で乾かし、

その後は弱風にして、

少し温度を下げて乾かします。

 

髪全体に熱風をあてる時間を

減らすことができ、

髪に優しい乾かし方です。

また強風で髪を膨らませないので

スタイリングもしやすくなります。

まとめ

ドライヤーは使い方やお手入れの仕方次第で

寿命を伸ばすことができるだけでなく、

髪への負担を減らして

美しい髪を手に入れることができます。

 

しっかりタオルドライした後に

ドライヤーをかけることで、

ドライヤーを使う時間を少しでも減らし、

収納場所や見落としがちなコードの扱いなどにも

注意して大切に使っていきましょう。