「報道の正義」と「遺族の悲しみ」は、果たして両立できるのでしょうか?
2026年2月3日に放送された『東京P.D.警視庁広報2係』第4話では、実名報道が引き起こす波紋と、それをめぐる記者・稲田と広報課・今泉の葛藤が描かれました。
物語は、5人の遺体が発見された衝撃的な事件から始まります。
犯人として逮捕された川畑礼介は殺人を否定し、自殺ほう助だったと主張。
一方、被害者遺族は、実名報道によってさらなる苦しみを味わうことになります。
稲田記者は、自らの報道姿勢を悔い、今泉に“謝罪の手紙”を託すのですが…。
この記事では、第4話の詳しいあらすじやネタバレに加え、
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稲田記者の報道の責任と謝罪の真意
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川畑礼介の主張と警察の捜査状況
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SNSでの視聴者の感想と考察
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今泉と安藤の関係性に秘められたテーマ
といったポイントをわかりやすくまとめました!
社会派ドラマとしての深みが増した第4話を、もう一度じっくり振り返りたい方におすすめです。
東京P.D.警視庁広報2係 第4話ネタバレ!稲田記者の謝罪と今泉の苦悩とは?

メディア報道の在り方を問う第4話では、稲田記者の“謝罪の手紙”と、それを預かった今泉の揺れる心情が中心に描かれます。
SNSで炎上する記者、怒りを抱える遺族、そのはざまで揺れる警視庁広報課2係の姿がリアルに浮き彫りになります。
匿名報道から一転、稲田記者が実名報道に踏み切った理由
稲田裕司は、YBXテレビの社会部記者として、世間より一足早く被害者5人の“実名報道”を行いました。
その判断の背景には「記者として正確な情報を伝える責任」があったと語っています。
しかし、SNSでは「遺族の気持ちを踏みにじった」「視聴率優先の暴挙」などの声が広がり、彼は一気に炎上の中心人物になってしまいます。
特に被害者・木崎七恵の妹・京子の怒りの投稿がきっかけとなり、稲田の報道姿勢が疑問視されるようになったのです。
結果として、報道各社が匿名報道に転じる中で、稲田の実名報道だけが取り残されるかたちになりました。
それでも彼は、「報道に迷いはなかった」と語りますが、その表情には迷いと後悔がにじんでいました。
このあとの展開では、稲田が報道した“責任”と“贖罪”の形をどう描くかに注目です。
次は「稲田が今泉に託した“5通の手紙”に込められた想い」を見ていきましょう。
稲田が今泉に託した“5通の手紙”に込められた想い
事件から数日後、稲田は再び今泉の前に現れます。
彼の手には、被害者5人それぞれの遺族宛に書かれた「謝罪の手紙」がありました。
稲田は、「自分では渡す資格がない」として、その手紙を今泉に託したのです。
そこには、メディアとしての立場から外に出られない苦しさ、そして遺族の声を無視したことへの後悔が綴られていました。
記者として、事実を報じる使命がある。
しかし、その報道が遺族の悲しみや尊厳を踏みにじる結果になってしまった。
稲田の手紙には、「遺族が“普通に悲しむことすらできなかった”ことへの償い」として、自分なりの誠意が込められていたのです。
今泉はその手紙を受け取りながらも、複雑な表情を浮かべます。
報道の正義と人としての優しさ、その狭間で揺れる今泉の姿は、第4話の中でも特に印象的なシーンでした。
次は「揺れる今泉の正義感…遺族と報道のはざまで」に注目してみましょう。
揺れる今泉の正義感…遺族と報道のはざまで
今泉麟太郎は、もともと刑事として現場に立っていた過去があります。
そんな彼が今、警視庁広報課として報道と向き合う立場になっていることで、第4話では「報道と正義の間で揺れる姿」が丁寧に描かれていました。
稲田から手紙を託されたとき、今泉は「なんで自分に頼むのか」と困惑します。
遺族の怒りや悲しみを間近で見てきた今泉だからこそ、報道がもたらした痛みもよくわかっていたのです。
一方で、自分がその“媒介”になることの意味も問い続けていました。
本来、広報課は情報を出す側。
それなのに、今泉は「記者と遺族の心を繋ぐ役目」を自ら引き受けることになります。
その決断には、広報という立場を超えて「人としての正しさ」を優先しようとする今泉の葛藤と優しさがにじんでいました。
このエピソードは、刑事でもなく記者でもなく「広報」という中間地点に立たされた彼の新たな成長を感じさせるものになっています。
次は、川畑礼介と事件の真相に迫る内容へと進んでいきます。
川畑礼介の“自殺ほう助”主張は本当?捜査と証拠の行方

川畑礼介という謎の人物が、5人の遺体遺棄事件の容疑者として登場します。
彼は遺体遺棄は認めながらも、殺人を否定し続け、“自殺ほう助”だったと主張する姿が第4話の大きな焦点となりました。
5人の遺体遺棄事件と川畑礼介の供述内容
川畑礼介は、千葉の山中で見つかった5人の遺体の“遺棄”については認めています。
しかし、肝心の“殺害行為”については終始一貫して否定し、「自分は彼女たちの“自殺を助けただけ”」という姿勢を崩しません。
警察は当初から連続殺人を疑っていたものの、川畑の供述には“矛盾”もなく、決定的な証拠も見つかっていない状況です。
自殺願望を持つ女性たちとSNSで繋がり、山中へと誘導した川畑。
この行為が「自殺ほう助」か「計画的殺人」かによって、捜査の方向性も大きく変わっていきます。
視聴者にとっても、「真実はどこにあるのか?」と考えさせられる緊迫した展開でした。
次は、「殺人か、自殺ほう助か…巨椋刑事が直面する捜査の壁」を見ていきましょう。
殺人か、自殺ほう助か…巨椋刑事が直面する捜査の壁
捜査一課の刑事・巨椋雅史は、川畑礼介の供述に強い疑念を抱いていました。
5人もの遺体を前にして「自分は殺していない」という川畑の態度には、どこか不気味な余裕すら漂っています。
巨椋は事件を殺人として立件するために、あらゆる物証や証言を集めようとしますが、明確な“殺意”を裏付ける証拠がなかなか見つかりません。
川畑が使っていたSNSアカウントのログやメッセージ履歴、遺体発見現場の状況などからは、被害者たちが“死を望んでいた可能性”も読み取れるため、殺人罪としての立件は極めて難しい状況です。
さらに、川畑が一度も動揺することなく供述を一貫させていることも、捜査を混乱させていました。
「このままじゃ殺人での立件は無理かもしれない…」
そんな焦りが巨椋の表情ににじみ出る一方で、警視庁内には“とりあえず自殺ほう助での送致”という現実的な判断も渦巻き始めます。
真実を暴くことと、法に則った起訴の狭間で揺れる巨椋の苦悩。
視聴者にとっても、「もし自分が刑事だったら、どこまで踏み込めるか?」と問いかけられるような場面でした。
次は、川畑礼介という男の“笑顔の真意”について掘り下げていきます。
川畑が笑う理由とは?供述の裏に潜む心理とは
川畑礼介が取り調べ中に見せた“笑顔”は、視聴者に強烈な違和感と恐怖を与えました。
自分の行為が5人の死に繋がっているにも関わらず、川畑は終始冷静で、むしろ楽しんでいるかのような態度すら見せます。
その不気味さが際立ったのが、「弱いでしょ、このまま再逮捕して裁判行きましょうか」という挑発的なセリフです。
彼のこの言動には、単なる開き直り以上の“意図”が感じられました。
心理学的に見れば、自分が追い詰められたときに“笑う”という行動は、自己防衛や優位性を保つための反応である場合もあります。
しかし、川畑のそれは明らかに違います。
むしろ「自分がコントロールしている」という支配欲のようなものすら感じさせる表情でした。
実際にSNSでも「怖すぎる」「サイコパスすぎて震えた」といった声が多数上がっており、彼の不気味な存在感が回を追うごとに際立ってきています。
第4話の時点では、まだ川畑の“本当の動機”や“過去”については明かされていませんが、今後その裏側が描かれることで、より深い人間像が浮かび上がってくるはずです。
ここからは「稲田記者と裁判の可能性」について見ていきましょう。
稲田記者はなぜ裁判に?報道の責任とSNS炎上の代償

“実名報道”を最初に打った記者・稲田裕司は、報道の責任を問われる立場に追い込まれていきます。
第4話では、報道と遺族感情の衝突、そして裁判沙汰の可能性まで描かれる緊迫した展開が話題になりました。
稲田の実名報道がもたらした“被害者遺族の悲痛”
稲田が実名を報道したことにより、被害者・木崎七恵の妹・京子はSNS上でこう叫びました。
「普通に悲しむことすらできなかった」
この言葉が、多くの視聴者の胸を締めつけました。
遺族にとって、実名報道は“姉の死”を世間にさらされることを意味し、心の整理どころか、怒りと羞恥の感情ばかりが募っていったのです。
特にSNSでは、真偽不明の情報が錯綜し、七恵の名前や写真が無断転載されたり、心ないコメントが相次いだりと、二次被害が拡大。
この事態を招いた一因として、稲田の報道姿勢が強く批判されるようになります。
視聴者の間でも「記者としての正義と、人としての思いやり、どちらが欠けていたのか?」と議論が巻き起こりました。
次は、「SNSで炎上した投稿の内容とその発端」について詳しく見ていきます。
SNSで炎上した投稿の内容とその発端
今回の炎上騒動のきっかけは、被害者・木崎七恵の妹・京子が投稿したある内容でした。
彼女はX(旧Twitter)で、姉の実名とともに「名前だけが一人歩きしている。私たち遺族は、ただ静かに悲しむことすらできない」と綴ったのです。
この投稿が瞬く間に拡散され、同時に「最初に実名報道をしたのは誰か」という犯人探しが始まりました。
そこで名指しされたのが、YBXテレビの記者・稲田裕司でした。
稲田の実名報道を受け、他のメディアも右にならえで報道を展開。
その結果、ネット上には七恵のプライベート写真、過去の交友関係、出身地などが無断転載され、まるで“見世物”のように扱われてしまったのです。
稲田はあくまで「正確な情報を伝えたまで」と語っていましたが、ネット世論は厳しく、「二次被害の引き金を引いた責任は重い」と批判が殺到しました。
報道の正義と被害者の尊厳。
この2つのバランスの難しさが、SNSを通して一気に浮き彫りになった瞬間でした。
次は、「稲田は訴えられるのか?報道の自由と倫理の狭間で」について深掘りしていきます。
稲田は訴えられるのか?報道の自由と倫理の狭間で
第4話では、稲田記者が「裁判沙汰になるかもしれない」という空気がじわじわと漂っていました。
実際、遺族側が「報道による精神的苦痛」を主張し、訴訟を起こすことは現実でもあり得る話です。
ドラマ内では明確に「訴える」とは描かれていないものの、遺族の怒りと悲しみ、そして稲田自身の後悔が交差する描写は、「いずれ裁判になるのでは?」と視聴者に予感させるものでした。
法律上、報道による名誉毀損やプライバシー侵害が認められれば、損害賠償請求の対象になります。
特に今回のように、実名が報じられたことでSNS上で二次被害が広がったケースでは、「報道機関や記者の責任」が問われやすくなるのです。
とはいえ、報道機関側にも「公益性」「報道の自由」という大きな盾があり、裁判ではこのバランスが極めてシビアに見られます。
稲田が書いた5通の謝罪の手紙は、そんな責任の重さを理解した上での“人としての償い”だったのかもしれません。
視聴者にとっても、「報道の正しさとは何か?」を考えさせられる深いテーマとなりました。
ここからは、視聴者がどんな感想を抱いたのかを振り返っていきましょう。
東京P.D.警視庁広報2係 第4話の感想と考察!視聴者が感じたことは?

実名報道、自殺ほう助、遺族の心情、報道倫理──第4話では、現代社会が抱える深いテーマがリアルに描かれました。
ここでは、SNSやレビューサイトなどで話題となった視聴者の感想や考察をまとめて紹介します。
「実名報道は正義なのか?」SNSでの感想まとめ
SNS上では、「実名報道の是非」について多くの視聴者が声を上げていました。
中でも多かったのが、「稲田記者を一概に責められないけど、遺族の気持ちは痛いほどわかる」という複雑な意見です。
また、「報道の正しさって何だろうと考えさせられた」「マスコミの暴走は怖い」といった現実とリンクする感想も多数。
一方で、「川畑の供述が本当なら、自殺ほう助って…どう扱われるの?」と法律面に関心を寄せる人も増えていました。
視聴者の多くが、ただの刑事ドラマとしてではなく、ひとつの“社会問題”としてこの回を受け止めていたことが分かります。
次は、より具体的なSNS上の反応を見てみましょう。
「稲田が刺さった」「川畑が怖すぎる」SNSの反響
第4話の放送後、SNSでは「稲田がリアルすぎて刺さった」という声が多く見られました。
感情を抑えて謝罪する姿や、報道と倫理のはざまで苦しむ描写に、「現代の報道記者そのもの」と共感した人も。
とくに話題になったのが、稲田が「自分では手紙を渡せない」と語るシーン。
「強がってたけど、あれは心が折れてた」「プライドと後悔のバランスが絶妙」と、金子ノブアキの演技力にも称賛が集まりました。
一方で、犯人・川畑礼介の“笑顔”にも注目が集中。
「怖すぎる」「一言一言が不気味」「本当に殺してないの?」といった声が飛び交い、演じた猪俣周杜の怪演が絶賛されています。
「このドラマ、演技の質高すぎない?」「映画みたいな緊張感」といった、作品全体への高評価も急増中です。
視聴者が深く入り込めるのは、キャラクターのリアルな葛藤や感情が丁寧に描かれているからこそかもしれません。
次は、「今泉と安藤、交錯する“正義”と“過去”の余韻」について考察します。
今泉と安藤、交錯する“正義”と“過去”の余韻
第4話では、事件の裏で静かに描かれた“今泉と安藤の関係性”にも注目が集まりました。
報道の在り方に疑問を持ち、真正面から向き合おうとする今泉。
一方、過去に何かしらの“痛み”を抱えている様子の安藤。
実はこの2人、過去に何らかの因縁があるような描写が度々登場しており、第4話でも微妙な空気感がにじみ出ていました。
稲田から手紙を託された今泉が迷いを見せたとき、安藤は「君がやるべきだ」と背中を押します。
その言葉の裏には、自分自身が過去に“やらなかった何か”への後悔や、自責の念があるようにも見えました。
実際SNSでは、「安藤の表情、気になりすぎる」「あの人も何か抱えてる」「2人の対比が深い」といった声が多く見られ、キャラクター同士の関係性に期待が高まっています。
静かだけど確かな変化が、今泉の中で芽生え始めたこと。
そしてそれを見守る安藤の表情の意味。
この2人の“正義”の向かう先が、物語のカギを握っているのかもしれません。
東京P.D.警視庁広報2係 第4話のQ&A
Q: 川畑礼介は本当に殺人をしていないの?
A: 第4話の時点では、川畑は「遺体を遺棄したが、殺してはいない」と主張しています。警察も殺人の証拠が見つけられず、殺人罪での立件が難航しています。ただし、真実はまだ完全に明かされていません。
Q: 稲田記者はなぜ実名報道を選んだの?
A: 稲田は「正確な情報を迅速に伝えることが記者の使命」として実名報道を行いました。しかし、それが遺族の心情を傷つけ、SNSでの炎上や二次被害を引き起こす結果となりました。
Q: 稲田記者は今後、訴えられる可能性があるの?
A: ドラマ内では訴訟には至っていませんが、報道が遺族に精神的苦痛を与えた場合、現実世界でも訴えられる可能性はあります。報道の自由と倫理のバランスが問われる問題です。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
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稲田記者は実名報道によってSNSで炎上し、被害者遺族から強く非難されていた
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稲田は自ら書いた“謝罪の手紙”を今泉に託し、人としての償いを試みた
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川畑礼介は殺人を否定し、「自殺ほう助だった」と主張を貫いている
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巨椋刑事は殺人罪での立件を目指すも、証拠不足で苦しんでいた
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第4話は視聴者からも「報道の在り方」を考えさせられる内容と高評価を得た
今回の第4話では、「報道の責任」や「遺族の尊厳」といった社会的テーマがリアルに描かれ、重厚なドラマ展開に引き込まれた人も多かったようです。
稲田と今泉の関係性、川畑の真意、そして安藤の過去など、まだまだ気になる要素が残されており、次回以降の展開がますます見逃せません!


