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Windows Media PlayerでCDに書き込めない?原因3つと音楽CDの作り方【2026年版】





 

音楽CDを作ろうとしたら、書き込みのボタンが見当たらない。ドラッグしても受け付けない。書き込みを始めたのに途中でエラーになる。パソコンでCDを作る機会は減りましたが、車で聴きたい、人に渡したいなど、いざ必要になると困りますよね。

先に大事なことをお伝えします。Windows 11に最初から入っている「メディア プレーヤー」には、CDへの書き込み機能がありません。ボタンが無いのは、あなたの操作ミスでも故障でもありません。別のアプリを使う必要があります。

この記事で分かること

  • 書き込み機能があるアプリの出し方(Windows 11に最初から入っています)
  • 音楽CDを作る手順(ドラッグする場所まで)
  • 途中でエラーになるときに効く設定変更
  • 書き込めたのに車で再生できない、というときの原因

まず確認すること(30秒でできる切り分け)

3つだけ見てください。ここで原因がほぼ絞れます。

  1. 画面の右上に「書き込み」というタブがありますか。無ければ、書き込み機能のないアプリを開いています(いちばん多い原因です)
  2. 入れたディスクは「空の」CD-RまたはCD-RWですか。すでに書き込み済みのCD-Rには追記できません。音楽が入った市販CDにも書き込めません
  3. 書き込みたい曲は、パソコン上でちゃんと再生できますか。再生できない曲は書き込めません

アプリが2種類あります。書き込めるのは片方だけです

Windows 11には、音楽を扱えるアプリが2つ入っています。名前が似ていますが、できることが違います。

メディア プレーヤー(新) Windows Media Player Legacy(従来)
CDへの書き込み できない(機能がありません) できる
CDの取り込み できる できる
見た目 黒っぽい今風のデザイン 昔からのデザイン。上部にタブが並ぶ
出し方 スタートメニューから「メディア プレーヤー」 スタート →「Windowsツール」の中

「前のパソコンではできたのに」という場合、Windows 11になって新しいアプリの方が開くようになっただけです。従来版はまだ入っていますし、そのまま使えます。

原因は大きく分けて3つ

「書き込めない」と言っても、症状によって原因はまったく違います。ボタンが無いのか、押せるが失敗するのか、特定の曲だけ駄目なのかで分けて考えてください。

下に行くほど珍しい原因なので、上から順に見ていけば無駄がありません。

原因A:書き込み機能のないアプリを開いている(いちばん多い)

上の表のとおりです。新しい「メディア プレーヤー」には書き込みのタブそのものが存在しないので、探しても見つかりません。設定を変えても出てきません。

従来の「Windows Media Player Legacy」に切り替えれば解決します。アンインストールも再インストールも不要です。

原因B:ディスクか、書き込み設定の問題

書き込みは始まるのに、途中で「書き込めませんでした」と止まる。この場合はディスク側か設定側です。

特に多いのが書き込み速度です。パソコンは最速で書こうとしますが、ディスクやドライブがついていけないと途中で失敗します。安価なCD-Rほど起きやすい現象です。

また、CDへの書き込みは途中で止められない処理です。書き込み中にパソコンが重くなったり、スリープに入ったりすると、そこで失敗してディスクが使えなくなります。失敗したCD-Rは残念ながら再利用できません。

原因C:曲のファイル側の問題

特定の曲だけ失敗する場合は、その曲に原因があります。配信サービスから購入した曲には著作権保護がかかっていることがあり、これはCDに書き込めません。また、曲名に特殊な記号が入っていると処理でつまずくことがあります。

見分け方は簡単で、その曲だけ外して書き込んでみることです。それで成功するなら、外した曲が原因だと分かります。全部まとめて試すより、切り分けたほうが早く原因にたどり着けます。

【原因別】具体的な直し方

まずは原因Aの手順から試してください。ここで解決する方が大半です。

手順に出てくる名前はWindows 11の表示に合わせています。Windows 10でも位置はほぼ同じです。

原因Aの直し方:従来版を開いて音楽CDを作る

まず従来版を起動します

  1. スタートボタンをクリックします
  2. アプリ一覧から「Windowsツール」を開きます
  3. その中の「Windows Media Player Legacy」をダブルクリックします
一覧から探すのが面倒なときは、スタートの検索欄に「media」と入力してください。両方のアプリが候補に出るので、「Legacy」と付いている方を選びます。

音楽CDを作る手順

  1. ドライブに空のCD-Rを入れます
  2. Windows Media Player Legacy の右上にある「書き込み」タブをクリックします
  3. 右側にCD-Rの残り時間が表示されます(音楽CDなら約80分です)
  4. 左のライブラリから、入れたい曲を右側の「ここに項目をドラッグして…」の欄へ、聴きたい順にドラッグします
  5. 右上の「書き込みオプション」を開き、「オーディオCD」が選ばれていることを確認します
  6. 「書き込みの開始」を押します
  7. 終わるまで待ちます。途中でディスクを取り出さないでください
「オーディオCD」と「データCD」を間違えないでください。データCDで作ると、パソコンでは再生できますが車のオーディオやCDコンポでは再生できないことがほとんどです。「書き込んだのに車で聴けない」の原因はここです。

原因Bの直し方:書き込み速度を落とす

途中でエラーになるときに、いちばん効きやすい対処です。

  1. Windows Media Player Legacy で「書き込み」タブを開きます
  2. 右上の「書き込みオプション」→「その他の書き込みオプション」を開きます
  3. 「書き込み速度」の項目を「高速」から「中速」に変更します
  4. それでも失敗するなら「低速」にします
  5. 「OK」を押して、もう一度書き込みを試します

低速にすると時間はかかりますが、成功率は上がります。急がば回れです。CD1枚で10分程度みておけば十分です。

なお書き込み中は、パソコンを触らずにそのまま待つのが確実です。動画を見たり別のアプリを立ち上げたりすると、処理が追いつかず失敗することがあります。

あわせて試すと効果があるもの

  • 音量をそろえる設定を切る。同じ「その他の書き込みオプション」の中に、CD上の曲の音量をそろえる設定があります。これを外すと通る場合があります
  • 別のメーカーのCD-Rを使う。相性で失敗することがあります。何枚も失敗するなら、違うディスクを1枚試してみてください
  • 他のソフトを終了する。書き込み中に他の重い作業をすると失敗しやすくなります

原因Cの直し方:曲のファイルを確認する

特定の曲だけ失敗する場合です。

  1. その曲をパソコン上で再生できるか確かめます。再生できないなら、ファイルが壊れているか形式が対応していません
  2. 曲を右クリックして「プロパティ」を開き、著作権保護に関する記載がないか確認します。保護された曲はCDに書き込めません
  3. 曲名やアルバム名に < > : ” / \ | ? * のような記号が入っていたら、削除するか別の文字に変えます
  4. 問題の曲だけ外して、残りで書き込めるか試します(原因の切り分けになります)

それでも直らないときは

ここまでで解決しない場合は、ドライブ側を疑う段階です。次のどれかに当てはまりませんか。

  • 読み込みはできるが、書き込みだけ必ず失敗する
  • どのメーカーのCD-Rでも失敗する
  • 書き込み中に異音がする
  • ドライブの表記に「CD-ROM」とだけ書かれている(読み込み専用のドライブです)

読み込み専用のドライブでは、そもそも書き込みができません。また、書き込み機能は読み込みより先に劣化することが多く、「読めるけど焼けない」は寿命のサインとしてよくある症状です。

その場合はUSBでつなぐ外付けのCD/DVDドライブが現実的な選択肢になります。数千円程度から手に入り、差し込むだけで使えます。選ぶときは次の2点を確認してください。

  • 「書き込み対応」と明記されているか。読み込み専用の安い製品もあるので、ここは必ず見てください
  • 差し込み口の形。パソコン側がUSB-A(長方形)かUSB-C(小さい楕円)かを確認します

よくある質問

同じ症状で調べている方から多い質問です。

書き込みに失敗したCD-Rは、もう一度使えますか?

CD-Rは使えません。一度書き込みを始めた時点で、失敗しても元には戻りません。何度も試す予定があるなら、書き換えできるCD-RWで練習してから本番をCD-Rにする方法もあります。

作ったCDが車で再生できません

「データCD」で書き込んだ可能性が高いです。「オーディオCD」を選んで作り直してください。また、古いカーオーディオではCD-RWに対応していないことがあるので、CD-Rを使うほうが確実です。

CD-RとCD-RWはどちらがいいですか?

人に渡す、車で聴くならCD-Rが確実です。CD-RWは書き換えできますが、対応していない再生機器があります。

1枚に何曲入りますか?

オーディオCDでは収録時間が約80分までです。曲数ではなく時間で決まります。書き込み画面に残り時間が表示されるので、そこを見ながら追加してください。

書き込み済みのCD-Rに曲を追加できますか?

オーディオCDとして書き込んだ場合、後から追加はできません。新しいディスクに作り直してください。

新しいメディア プレーヤーに書き込み機能が追加される予定はありますか?

2026年8月時点で、追加されたという情報はありません。書き込みが必要なときは従来版を使うのが現状の答えです。

まとめ

試す順番を整理します。

  1. 「書き込み」タブが無いなら、新しい「メディア プレーヤー」を開いています。スタート →「Windowsツール」からWindows Media Player Legacyを開き直す
  2. 書き込み設定は「オーディオCD」を選ぶ。データCDだと車で再生できません
  3. 途中でエラーになるなら、書き込み速度を「中速」→「低速」と落とす
  4. 特定の曲だけ失敗するなら、その曲の再生可否・著作権保護・曲名の記号を確認する
  5. どうやっても書き込めないなら、ドライブが読み込み専用か、書き込み機能が寿命

「機能が消えた」と思っていた方も、アプリを変えるだけで元どおり作れます。まずは従来版を開いてみてください。

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