子育てをしていると、本当に自分の手を離れたなと
感じることができるのは、子供が社会人になって
独り立ちした時、そして良いお相手と
結婚した時かもしれません。
それまでは子供も成長はするけれど、
その時々に大変なことが何かしらあるものです。
ちなみに、子供が結婚したら、心配やお世話は
結婚相手に潔くバトンタッチして、
自分は温かく見守り、応援する親でいられたら
良いですね。
3歳で子育てはひと山越える?!大変なのはママだけじゃなかった!
保育園に行かずママと過ごして、4歳で
幼稚園に行くとすると、やはり一番大変なのは
新生児〜3歳くらいでしょうか。
出産直後は体力的にも精神的にも大変なときが
誰しもあります。
それだけでなく寝不足が続いたり、育児書や
母子手帳、ネットにあふれる情報とにらめっこして
わが子がちゃんと成長しているかどうかを
気にして一喜一憂する時期があったり。
だいたいの人が後で無駄だったなぁと
気が付くことなのだけど、その時にはそれで
頭がいっぱいになってしまうものです。
だいたい4歳くらいまでにトイレトレーニングに
チャレンジする人も多いでしょうし、
魔の2歳児、3歳児とよばれる時期すらあります。
かわいい時期でもあるのにそう呼ばれることで
いっそう大変に感じてしまう部分もあるのですが、
そう呼ばれるくらい、ママにとっても
試練の時期ということなのかもしれません。
初めての子供の場合には、ママにとっても何もかもが
初めての経験なので、この時期はもう
いっぱいいっぱいになってしまうママが
多いのが当たり前です。
でも、子供にとっても大変な時期なのかも
しれません。
やりたいことがあるのに上手にできなかったりして
涙が出てきちゃうときもある。
それなのにママはイライラ、怒ってる。
そう思うと少し子供が気の毒です。
良く考えてみましょう。
生まれて初めてやることが、最初から上手に
できるはずないですよね。
それに、まだ習い事もあまりなく、
幼稚園にも行っていないため
時間の制約があまりない時期なので、
ママ次第でうまく乗り越えられる時期でも
あります。
自分なりの息抜き方法や睡眠時間の
確保ができるかどうかが大きなカギです。
後は、人と比べない精神的な余裕を
持てるかどうかも大切です。
それで追い込まれてしまうと、本当に大変な
時期になってしまいます。
寝返りができるようになる時期、
歩けるようになる時期、言葉が出る時期、
全て子供次第だということを
いつも心と頭に置いておくことです。
「いつできるようになるか」が重要なわけでは
ありません。
時期はいつでも良いとして、結果的に首がすわり、
寝返りができ、歩けて、話せて…。と、
子供なりの順序とスピードでいつか
出来ればよいのです。
同じ日に生まれた赤ちゃんが全員一斉に
歩くわけでもお話しするわけでもありませんから。
ママは世界に一人だけ。子供も世界に一人だけ。
成長のスピードも大変さも世界に一つだけです。
子育ての悩みは成長とともに変化する?!幼稚園からは時間調整が鍵!
子供が幼稚園に行き出すと、日中に少し
ママの時間もできるし、下の子がいればその子に
かけてあげられる時間も増えて、下の子の
ストレスやママの負担も少し減るはずです。
でも、幼稚園によってはお弁当を用意しなければ
ならなくなるし、持ち物の準備なども
手間がかかるときもあります。
幼稚園の行事に下の子を連れて参加したり、
幼稚園の送迎などもやはり大変です。
それまではさほど時間にこだわらなくて
良かったものが、朝の登園時間や降園時間に合わせて
子供と一緒に動くのはなかなか大変なことです。
下の子がお昼寝していても、起こして出かけたりも
しなければならなくなります。
ただ、小学校3~4年生になって少し留守番が
できるようになると、多少楽になるかもしれません。
それまではすべて子供に合わせて動いていたことが、
待たせたり、少し遅れたりしても大丈夫になります。
ただし、それはそれで留守番の間にゲームを
し過ぎていたり、親の目の届かないところで
何をしているのかが分からなかったりという事にも
繋がることがあります。
子供の自主性を育てたり責任感を持たせたりする
良い機会にはなりますが、心配である事には変わりなく、
やはりそれはそれで大変だと感じるものです。
さらに、その頃になると習い事や塾も増えてきて、
夕方のママの忙しさときたら、分刻みに動く
芸能人並みです。
子供達の習い事の送迎のために何往復もしたり、
家を何度も出入りしたりといった具合です。
習い事にも行かなくちゃ、宿題だってある。
ご飯の支度だって終わってない…って
パニックになってしまう日だってしょっちゅうです。
もう家庭のマネジャーとして時間とお金を
うまくやりくりする力を養っていくしかありません。
でも意外とできるものだし、習い事などで
子供の活躍を見られることは学校とはまた違って
楽しいことでもあります。
中学校になると、小学校までとはまた違う大変さが
出てきます。
学力の心配をすることもあります。
進学、進路について悩むこともあります。
子供によっては反抗期も経験します。
でも、3歳まで子供と一緒に頑張ったママなら
ここも乗り切れるのです。
まとめ
小学校から中学校くらいになると、ママも
子供本人も自分の得意なこと、苦手なこと、
興味のあること…などが分かってきて
取り組み方や向き合い方も分かってきます。
そうやって、しっかりと子供と向き合ってきたママなら、
体の大きくなった反抗期の子供とも
しっかり向き合うことができるのです。
お腹に赤ちゃんがいると分かった日から、
ママとしての日々が始まり、
子供と一緒に成長しています。
自分がつらい時、子供も頑張っていることを
忘れないでくださいね。